主婦の再就職のための再就職支援や資格 仕事の探し方などの情報を集めています。

保育士資格取得して初めての仕事2006年〜08年

夫の転勤で関西に引っ越して半年は家にいました。その間に保育士試験の筆記と秋の実技試験、11月の合格発表、家の片づけなどなど、落ち着いた翌年の1月から再就職活動を始めました。
おもな情報源はハローワークのインターネット版です。

このハローワークインターネットでも、職安の求人票の番号を記入するところがあって、多少、情報が違うようでした。求人の会社名などの公開、非公開などです。
職安のパソコンでの求人検索ではインターネットでは非公開の求人もあるそうですから、(職安の職員談)本気で求人を探すなら、一度は職安へ足を運んだほうがよいです。求人登録は3か月有効なので、もし、有効期限が切れてしまっても、電話でその旨を伝えれば、また、有効期限を復活してもらえました。これは、職安によって違うかもしれません。

さて、再就職先の情報源は別のところにもありました。市の広報誌です。
またまた、4月からの公立幼稚園の特別支援教育の保育補助員の募集記事が載っていました。
学校関係は4月に向けての求人が1月頃から随時載るようです。
採用試験が1月にあるということで、さっそく願書が出しにいきました。
特別支援教育とは2007年からはじまった今までの障害児教育をもっと対象の幅を広げて、個々のニーズにあった教育をしようという一言では表せませんが簡単にいうとそういうものです。
私の住んでいる自治体では公立幼稚園で受け入れのできる程度の障害のある幼児を同じ教室で保育をするという試みが数年前からされていて、担任以外にそういう園児の保育補助のための保育補助員を毎年、1年契約で募集していました。
試験は作文を集団面接でした。資格は特になく、保育経験や子育て経験のある人。ということだったのですが、実際に採用された人は幼稚園の勤務経験のある人や保育士の経験のある人、私のように、障害児との経験のある人などでした。
その時の仕事時間は8時15分から4時まで、日給で8000円ほどでした。
仕事内容は障害児一人か二人の保育補助です。

2年間この仕事をしました。一年目は5歳児の知的障害児通園施設から4歳児から入園してきた園児でした。両親の希望が強いという形で入園許可された感じでした。健常児と同じように保育を受けるには補助員がいてもかなり厳しいなぁ。。というくらいの園児でした。
支援員は担任との関係が大変という声も聞きますがまさにその通りです。50代半ばのベテランの先生でプライドは高いですが、やっていくうちに気に入られたようなので、4歳児の時に担当だった補助員の方よりはましな扱い?を受けていました。この仕事は立場が不安定なので結構、子供は好きだけど・・と職場の人間関係で途中でやめる人も多いでした。
保育時間外の2時から4時までは行事の会議以外は壁面などの制作(雑用です)が多かったですが、壁面などは好きにさせていただけたので楽しかったです。
その後、その園児が通っていた知的障害児通園施設のパート保育士をするようになったので、その園児とは縁があったのかもしれません。

2年目の園は違う園に配属になりました。前の園では次に入園する園児で特別支援の該当園児がいなかったからです。
今度の園の園長先生は大変素敵な方でした。担任は2学期から産休に入る方で13年目の中堅でした。
その先生は妊娠中だったのでよく休まれてました。4歳児の2人の園児の保育補助をしました。
一人はADHD、もう一人は軽い自閉と知的障害、昨年に比べると二人だけとずっと楽でした。
ADHDなど発達障害の子供は6%くらいだと文科省の調査がありますが、この32人のクラスでは特別支援の園児以外にも手のかかるこが数人いました。集団の保育に適応しにくい、場に入りにくい子などです。2学期から産休補助の24歳の若い先生で前は私学の幼稚園での経験しかなく、こういう公立幼稚園にくるような障害児の保育経験はまったくなかったので、本当に大変そうでした。
でも、根性はあるし園長先生がよいかただったのでなんとか乗り切ってました。

この仕事は2年でやめました。
次年度から勤務時間が保育時間のみとなって時給になったことや、もう少し違うところで仕事してみたいと思ったからです。

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