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幼児救急救命士

保育園での事故のニュースで幼児救急救命士が話題になっていますので、調べてみました。

幼児救急救命士という資格はありませんでした。

では、幼児の施設等での安全対策はどうなっているのか気になるところですね。
幼稚園・小学校など、文科省の所管施設(学校)では養護教諭がいますね。
養護教諭は養護学校の教諭ではなくて、保健室の先生です。こういえばわかりやすいですね。

さて、保育所ではどうなんだろうかと、保育所などが認可される基準は児童福祉施設最低基準で決められています。
それによると、委託医は記載されていますが、看護師の配置は義務付けられていないようです。
保育所の場合は保育士か看護師が2名以上常駐していないといけません。
保育士は小児保健などで応急処置の方法などは勉強してはいます。でも、時々、ブラッシュアップは必要です。

読売とれたてミックスジュースの過去記事に
覚えたい!救急救命法・・大人と子ども 対処の仕方違うからという非常に興味深い記事がありました。

新聞記事などは所定時期が過ぎると削除されることが多いので一部引用します。

 万一に備え、乳幼児の救急救命法を学ぶ講座が関心を集めている。子ども向けの方法は大人とは異なる点があり、注意が必要だ。

その時にあわてないように、人形などを使って“実体験”できる講座への参加を専門家は勧めている。

日本赤十字社では子どもの事故防止と応急手当ての講座「幼児安全法」を2000年度から、各都道府県の支部などで開いている。

(中略)

同支部救護福祉課の豊根浮文子(とよねふみこ)さんは「子どもが意識を失って倒れたとき、その場に大人が一人しかいないのなら、電話を探して救急車を呼ぶより、まず応急手当てを施すことが大事」と救急救命の重要性を説く。乳幼児の心臓は呼吸が停止すると止まることが多く、早く手当てを始めなければ回復が難しくなるという。

 乳児(1歳未満)と幼児(1歳〜8歳)では手当ての方法が少し違う。例えば人工呼吸のやり方。「乳児は口と鼻を一緒に口で覆いながら、両方から息を吹き込みます。一方、幼児は鼻をつまみ、口から息を吹き込むのです」。息を吹き込む加減は、子どもの胸が軽く膨らむ程度がいいという。

 また、心臓マッサージも、両手を使って行う大人の場合と異なる。乳児の場合は中指と薬指の2本、幼児は手のひらの根元部分を使い、片手で胸骨下部を押す。

 こうした方法は日本赤十字社が発行しているテキストなどでも解説している。「ただ、体験してみないとわからないことも多いので、講習会に参加することを勧めます」

 事故を防ぐため、普段のしつけも重要だ。「のどにあめ玉を詰まらせないよう、なめながら遊ばないといった注意も心がけて」と豊根さんは話す。

(中略)

小酒井さんは「手当てのやり方は大人と子どもでは全く違う。自分の子どもが事故に遭うことは考えたくないものですが、保護者には知っておいて欲しい」と呼びかけている。

全文はこちらです→読売新聞 とれたてミックスジュース 覚えたい!救急救命法

一般向けに消防庁や日本赤十字が講習会を開いています。
救急救命士に簡単にまとめています。

また、各地域の社会福祉協議会でも応急処置講座など開講しているところもあります。

民間の資格ですが、メディック・ファースト・エイド®(MFA)というアメリカで25年以上前に誕生した一般市民レベルの応急救護の手当の訓練プログラムが日本でも受講できます。

家庭の応急処理では家庭でできる救急対策というサイトが大変参考になります。
応急時の救急手当て 救急箱これだけはそろえておきたい おばあちゃんの知恵袋
どれも一度目を通されておくとイザというときに役に立ちますよ。

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