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「ミニ保育所」設立支援、厚労省方針 待機児童削減へ 日経新聞

「ミニ保育所」設立支援、厚労省方針 待機児童削減へ 
4月19日の日経新聞朝刊のトップ記事です。

http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20090420AT3S1702Y18042009.html
日経ネットより引用します

厚生労働省は都市部の保育所の拡充に向けて、1つの保育所を中心に複数の小さな保育所(分園)を運営する事業主を支援する方針だ。現在は認可保育所が賃貸ビルなどを借りて定員20人以上の分園を設けた場合、国が原則として賃借料の半額を拠出しているが、年内に定員要件を撤廃する。小規模の分園の設立を促し、増加する待機児童を減らしたい考えだ。

 景気の低迷でパートに出る専業主婦が増えたこともあり、こどもを保育所へ預けたいが入所できない待機児童が増えている。待機児童数は2008年10月時点で前年同月比9%増の4万人強になった。特に都市部では深刻とされる。(19日 07:00)

景気が悪化してきたために、子どもを預けてでも働かざるを得ない女性が増えてきているのは、憂慮することですね。
認可保育所の場合は所得によって、保育料が決められているので、認可外保育所に比べて、子どもを預けて働いても、保育料に消える・・という矛盾が多少なりとも経済的負担が軽いかと思います。
夫の所得が大幅に減額したとか、失職したとか、または、それに伴って、住宅費の割合がかさんで、経済的に苦しくなった場合は、一人で悩みを抱えずに、また、消費者金融などに手を出す前に、自治体の福祉課などで何が手はないか相談してみるのもよいかと思います。
就学援助についても、国は待っていっても手は差し伸べてくれませんので、こちらから困っていることを表せば、なにか手があるかもしれません。
以前のことですが、ご主人が亡くなられて、幼い子どもを二人抱えて、どうしようかと思っていた時に、自治体の子ども福祉課(自治体で呼び名が違います)で仕事のことを話たら、公立保育所のパートの紹介があり、非常勤で働くことになった友人がおります。
保育所の入所の順番でも困った人順なので、本当に困っていることをきちんと伝えることが大切だと思いました。
私も子どもが未就園児と義務教育の3人いて、夫の会社が潰れて、その後再就職、転居とお給料が減額、住宅費が最初は2割会社が負担してくれていたのが負担がなくなり、家計が逼迫していた時期がありました。
そんなとき、学校から就学援助の申請書が皆に配られてきて、ダメ元で申請したら、通ったという体験をしました。
義務教育までの子どもが3人いることと、夫のお給料だけで生活するには住宅費の割合が高かったと認められたのか、減額したお給料に対して家族5人では生活が大変なことが認められたのかわかりませんが、私は翌年から一番下の子が保育所に通うことになって、仕事をすることになるまでの1年間本当に助かりました。
ダメ元での申請や就学援助をしてもらうことが恥ずかしいなどと思っていたら、アクションを起こせなかったと思います。
就学援助の申請は子どもにも保護者にもわかりません。学校事務に持っていったか、直接市役所に申請に行ったと思います。
行政は「困っている」と手を挙げたら対処してくれるんだなぁと思いました。反対に知らない、黙っていたら何もしてもらえないということもわかりました。
この記事を読まれた方で経済的に非常に悪くなられた方がおられましたら、是非、自分から行政に「手を挙げて」困っていることをわかってもらってみてください。

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