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介護職の待遇改善

アメリカ発の景気後退がここ数カ月で日本にも大きな影響を与え始めていますね。
不正規雇用労働者の契約打ち切りが社会問題になっています。求職状況も主婦にまでまわってくるかどうかこれからますます厳しくなるでしょうね。
東南アジアから介護福祉士を目指す人に3年間働いてもらうようになりましたが、それだけ介護職のなり手が少ないということですね。その原因の一つが待遇が悪いということです。

政府は介護職の待遇改善に動き始めたようです。

報酬改定の基本方針を了承  厚生労働省の社会保障審議会介護給付費分科会(厚生労働相の諮問機関)は12日、来年4月からの介護報酬改定の基本方針を了承した。介護職の待遇改善や介護の質の向上のため、夜勤など負担が大きい業務への報酬を手厚くすることなどを盛り込んだ。政府・与党は既に介護報酬を3・0%引き上げることを決めており、同省は年内にも個別の介護サービスの報酬単価を決める方針だ。

 基本方針では、人手不足が深刻な介護職の確保のため、介護職の待遇改善を最大の課題に位置付けた。そのため、〈1〉負担が大きい介護施設の夜勤業務〈2〉介護福祉士の資格保有者や常勤職員の割合が多い事業所〈3〉人件費が高い都市部や小規模経営になりがちな中山間地域の事業所などの報酬を手厚くする。

 また、医療と介護の連携を強化し、住み慣れた地域で生活を続けられるように、リハビリや訪問看護を充実させる。具体的には、介護保険でリハビリができる場所を増やすため、リハビリを行う医療機関を通所リハビリ事業所として取り扱うほか、1人の利用者に対して2人が同時に訪問看護を行った場合の報酬を手厚くする。

 さらに、認知症介護の質を上げるため、専門的な研修を受けた職員が介護を行ったり、事業所が若年認知症患者を受け入れ、本人や家族の希望をふまえた介護を行ったりした場合、報酬上の評価を行うことにした。一方、現在、年金から天引きされている介護保険料を口座振替にもできるようにする制度の導入について、同省は、4月からの実施を見送り、導入に反対する市町村と協議を続ける方針を示した。

09年度介護報酬改定で報酬を手厚くする主な項目
・施設での夜勤業務
・介護福祉士や常勤職員の割合が高い事業所
・都市部や中山間地域の事業所
・リハビリ、訪問看護
・専門的な認知症介護、若年性認知症患者の受け入れ
・認知症、独居高齢者に対するケアマネジメント

ニュース記事は一定期間を過ぎると削除されることが多いので読売オンラインから引用しました。

介護職は資格を持ってなくて、再就職として何か始めたい人にはうってつけの職業だと思うのです。
なぜかというと、需要が多い。最初の資格取得のハードルが低い。より上級の資格を目指せる。
自分の親の介護などにも現場の経験は役立つ。。などメリット面は多いです。
デメリットは離職率が高い。仕事がきつい。腰を悪くしやすい。労働のわりにお給料が安い。
ざっと挙げてもこれだけあります。
でも、不景気になると、求人は少なくなってきますよね。主婦となると、年齢や時間、家庭の両立などいろんなことで、独身の人よりもますます不利になってしまいます。
まだまだ主婦が参入できる場所が介護職だと思います。そういう意味でも政府が介護職の待遇改善に動きだしたことはよいニュースですね。

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