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「妻は家庭を守る」に反対!ついに5割超す

内閣府の「男女共同参画社会に関する世論調査」が昭和54年調査開始以来、初めて5割を超えたようです。

「夫は仕事、妻は家庭」との日本の伝統的な家庭観に対する「反対派」が、この質問が始まった昭和54年以来、初めて5割を超えたことが29日、内閣府の「男女共同参画社会に関する世論調査」で分かった。「(女性は)子供ができても職業を続ける方がよい」との回答も過去最高の43・4%。一方、「子供を持つ必要はない」「離婚容認」といった“当世風”とみられた考えにはいずれも「反対」が急増。離婚に関しては反対が賛成を上回る一面も見せた。
 調査よると、「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきか」との質問に「賛成」「どちらかといえば賛成」とした人は平成16年の前回調査から0・4ポイント減り、44・8%。「反対」「どちらかといえば反対」は逆に3・2ポイント増え、52・1%だった。男女別では、男性は賛成50・7%、反対46・2%。女性は賛成39・9%、反対56・9%だった。
 また、「結婚しても必ずしも子どもを持つ必要はない」に、反対は8・1ポイント増の59・4%で、4・6ポイント減で36・8%の「賛成」との差を広げた。「相手に満足できないときは離婚すればよい」には、反対が7・4ポイント増の47・5%で賛成の46・5%を上回った。
 内閣府は「夫や妻が、当事者同士だけではなく子供や家族を重視するようになっているのではないか」と話している。
 調査は、今年7〜8月、全国の成人男女5000人を対象に実施した。回収率は62・4%。


9月29日 産経新聞より引用しました。

「夫は仕事、妻は家庭」との日本の伝統的な家庭観とはどういうことをさすのでしょうか。
「専業主婦」ができたのは戦後の高度経済成長以降サラリーマンと核家族が増えてきたから。
それまでは「専業主婦」は「いいとこの奥様」以上の家庭に多かったのではないでしょうか。
サラリーマンが少なかった時代の女性は家庭に入っても専業主婦どころか「家業の大切な労働力に」なっていました。
二極分化で若い世代の所得が伸びないことや、正社員になれないなど雇用問題も原因しているのではないかと思います。
男性が一人で家庭を支えられない社会構造(雇用・年金不安)になりつつあるのかもしれないですよね。
「男女の共同参画意識が高くなってきた」ととらえるか、社会背景が問題なのか、よ〜く分析して「明るい日本」「次世代が希望をもてる国」にしてほしいですね。

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