妻が専業主婦でも２年間の育休・丸紅が支援制度

丸紅は26日、妻が専業主婦でも2年間の育児休暇を男性社員に認めるなど、社員の育児と介護を支援する制度を7月1日から拡充すると発表した。出産立ち会いや介護目的の特別休暇も新設する。女性が安心して働ける環境整備と男性の育児への参加を促す。配偶者の海外転勤に伴う休職を認める制度も導入する。

　国内外に勤務する社員約3600人が対象。

　男性社員の妻が専業主婦であっても2年間の育児休暇が取得できる。これまでは妻が働いている場合など配偶者による育児が困難な場合に限っていた。育児や介護を目的とした年間5日の有給休暇制度を新設、社員の傷病時に限っていた最大50日間の特別休暇制度も育児や介護の場合でも取得できるようにした。

[6月27日/日経産業新聞]