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子育て退職、減らす社会へ…格差社会と女性 その2

読売・早大 女性アカデミア21の詳細 その2です

「正社員」続ける努力を…企業、行政の環境整備必要

格差社会の要因の一つと考えられるのが労働の多様化だ。パートやアルバイトなどいわゆる「非正規」雇用が増えており、その多くが女性に集中、働く女性の52%にのぼる。

 「非正規」雇用は20代と60代以降では男女共に多いが、30〜40代では圧倒的に女性。子育てを終えて職場復帰しようとする女性の受け皿が限られている。その結果、子育て期以後の女性の多くがパートで働くことになり、内閣府の試算では「定年まで正社員として働き続けた場合」と比べ、生涯賃金が約2億円も低くなってしまっている。
 背景には、グローバルな経済競争の中で企業が人件費圧縮のために正社員を減らし、「非正規」労働にシフトしてきた事情がある。

 この状況を打開するには、女性は早くから自身のキャリアについて見通しを立て準備すること。できるだけ正社員としての勤務を継続してほしい。また企業は、女性の出産・子育てと勤務継続を両立できるよう、環境を整備すべきだ。成熟した市場では、企業は新しい価値を提供し続けることが求められるが、それには多様な人材が必要だ。その確保のためにも女性が長期働けるよう、ワークライフ・バランスという考え方がキーになる。

 行政にも、共働き家庭の収入を抑制する方向に導きがちな税・社会保障制度を見直したり、「非正規」でも「正規」と処遇が均等であるようルールを強化するなどやるべきことがある。

 不当な「格差の源」を個人・産業界・行政、各立場から正していくときだ。

北欧社会に学べ

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YOMIURI ONLINEより引用

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